未経験からエンジニアに転職したいけど、何から始めればいいかわからない。本当に未経験でもエンジニアになれるの?
こんなお悩みにお答えします。
こんにちは。未経験からWebエンジニアに転職し、現在はフルリモートで働いている現役ITエンジニアの僕が、未経験転職のリアルと具体的な成功ルートを正直にお伝えします。
結論、未経験からエンジニア転職は2026年の今でも十分に可能です。ただし「なんとなくプログラミングを勉強して、なんとなく応募する」では成功しません。正しい順番で準備を進めることが最も重要です。僕が実践した5つのステップを詳しくお伝えしていきます。
未経験エンジニア転職の現実|2026年の市場動向
まず、未経験エンジニア転職の現実を正しく理解しておきましょう。経済産業省のIT人材需給調査によると、2030年にはIT人材が最大79万人不足すると予測されています。この人材不足が続く限り、未経験者にも門戸は開かれています。
ただし、未経験歓迎の求人がすべて良い環境とは限りません。実際の状況はこのようになっています。
- Webエンジニア:未経験可の求人は増加傾向。ポートフォリオがあれば書類通過率が大幅に上がる
- インフラエンジニア:資格(AWS CLF、LPIC)があれば未経験でも採用されやすい
- SES企業:未経験者の受け皿として最も多いが、案件ガチャのリスクがある
- 自社開発企業:未経験からの直接入社は難易度が高い。まず実務経験を1〜2年積むのが現実的
僕自身、最初はSES企業からスタートし、1年半の実務経験を積んでから自社開発企業に転職しました。最初から理想の環境を求めすぎず、「まず実務経験を積む」ことを最優先にするのが成功のカギです。
未経験からエンジニア転職を成功させる5つのステップ
僕が実際に歩んだルートをもとに、未経験からエンジニアになるための5ステップを紹介します。
ステップ1:学習言語を決める(1週間)
最初にやるべきは「何を学ぶか」を決めることです。未経験からのエンジニア転職で最も求人が多く、学習しやすいのは以下の言語です。
- JavaScript / TypeScript:Webフロントエンド・バックエンド両方で使える。求人数最多
- PHP:Web制作・WordPress案件が豊富。学習コストが低い
- Python:データ分析・AI分野で需要が高い。文法がシンプル
- Java:大手SIer・金融系の案件が多い。安定した求人数
迷ったらJavaScript(TypeScript)を選んでおけば間違いありません。フロントからバックエンドまでカバーでき、React・Next.jsなどモダンな技術スタックで転職市場での評価も高いです。
ステップ2:基礎学習(1〜2ヶ月)
言語を決めたら、まずは基礎をしっかり固めましょう。おすすめの学習リソースはこちらです。
- Progate:完全初心者向け。HTML/CSS/JavaScriptの基礎を視覚的に学べる
- Udemy:セール時に1,500円前後で実践的なコースが買える。手を動かしながら学べる
- MDN Web Docs:Mozillaが提供する無料のWeb技術リファレンス。困ったときの辞書代わり
この段階で大切なのは「完璧を目指さない」こと。基礎文法を一通り理解したら、すぐにステップ3に進みましょう。理解が曖昧な部分は、実際にコードを書く中で身についていきます。
ステップ3:ポートフォリオを作る(1〜2ヶ月)
未経験エンジニア転職で最も差がつくのがポートフォリオです。採用担当者は「この人は本当にコードが書けるのか?」を知りたがっています。
ポートフォリオで押さえるべきポイントは3つです。
- 実用的なアプリを作る:TODOアプリではなく、実際に誰かが使いたくなるものを作る(例:家計簿アプリ、技術記事まとめサイト、勤怠管理ツール)
- GitHubにソースコードを公開する:コミット履歴が残っていることで、開発プロセスが伝わる
- デプロイして公開する:Vercel・Render・AWSなどで実際に動く状態にしておく。URLを履歴書に書けるのが強い
僕がポートフォリオとして作ったのは、技術ブログの記事管理アプリでした。Next.js + Supabase で構築し、認証・CRUD・検索機能を実装。面接でも「なぜこの技術を選んだのか」を論理的に説明できたことが高く評価されました。
ステップ4:転職エージェントに登録する(ステップ3と並行)
ポートフォリオの完成を待ってからエージェントに登録する人が多いですが、並行して進めるのがおすすめです。理由はシンプルで、エージェントとの面談で「今の市場で求められるスキル」がわかり、ポートフォリオの方向性を修正できるからです。
未経験エンジニア転職で使うべきエージェントの選び方はこちらです。
- IT特化型エージェント:エンジニアの転職市場を熟知しており、技術レベルに合った求人を紹介してもらえる
- 複数社に登録する:エージェントとの相性は人それぞれ。2〜3社に登録して比較するのが基本
- ポートフォリオのレビューを依頼する:良いエージェントなら、ポートフォリオの改善点もアドバイスしてくれる
僕の場合はIT特化型のエージェント2社に登録し、それぞれの得意分野(SES寄り・自社開発寄り)を活かして幅広い求人を見ることができました。
ステップ5:面接対策と応募(1〜2ヶ月)
書類が通過したら面接です。未経験エンジニアの面接で聞かれるポイントは決まっています。
- なぜエンジニアになりたいのか:「給料が高そう」ではなく、技術への興味やものづくりの楽しさを具体的に語る
- どうやって学習してきたか:独学の場合は学習の計画性・継続力をアピール
- ポートフォリオの説明:使った技術の選定理由・工夫した点・苦労した点を論理的に説明する
- 入社後のキャリアプラン:1年後・3年後にどんなエンジニアになりたいかを伝える
面接は10〜20社応募して2〜3社から内定が出れば十分です。最初の数社は練習だと割り切り、回数をこなすことで面接力が上がっていきます。
未経験エンジニア転職でよくある失敗パターン
僕自身や周りの転職仲間を見てきた中で、よくある失敗パターンを3つ紹介します。
- 学習期間が長すぎる:半年以上プログラミング学習だけを続けて応募しない。完璧を目指すより、早くポートフォリオを作って市場に出るべき
- SES企業を避けすぎる:最初から自社開発にこだわると選択肢が極端に狭まる。SESでも良い案件に入れれば実務経験は積める
- 1社のエージェントだけに頼る:エージェントによって保有求人が異なる。2〜3社に登録して比較しないと機会損失になる
よくある質問
Q: 30代未経験でもエンジニア転職はできますか?
A: 可能です。ただし20代と比べるとハードルは上がります。30代はマネジメント経験や業界知識など、前職のスキルを「エンジニア+α」として活かせる求人を狙うのが戦略的です。実際に30代未経験からエンジニアに転職した人は僕の周りにも複数います。
Q: プログラミングスクールに通うべきですか?
A: 独学で進められる自信がない場合は選択肢の一つです。ただし高額なスクール(50万円以上)は慎重に。UdemyやProgateで基礎を学び、不明点をメンターサービス(MENTAなど)で解決する方がコスパは高いです。
Q: 未経験エンジニアの年収はどれくらいですか?
A: 未経験1年目の相場は300〜400万円です。前職の年収より下がるケースもありますが、エンジニアは経験を積むほど年収が上がりやすい職種です。2〜3年で500万円、5年で600〜700万円も十分射程圏内です。
まとめ
未経験からエンジニア転職を成功させるには、「言語選定 → 基礎学習 → ポートフォリオ → エージェント登録 → 面接」の5ステップを正しい順番で進めることが重要です。全体の期間は3〜6ヶ月が目安。最も大切なのは「完璧を目指さず、早く行動に移すこと」です。
IT人材不足は今後も続く見通しなので、未経験者にとって転職のチャンスは十分にあります。まずは学習言語を決めて、今日から1歩を踏み出してみてください。
関連情報
エンジニア転職を考えている方は、転職エージェントの比較も参考にしてください。





