Q

新NISAって聞いたことあるけど、難しそうで何から始めればいいかわかりません。社会人になって投資を始めたいのですが、どうすればいいですか?

こんなお悩みにお答えします。

こんにちは。新NISAで積立投資を実践している現役ITエンジニアの僕が、完全初心者でもわかるように新NISAの始め方をステップごとに解説します。

結論、新NISAは証券口座を開設して「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」を毎月積み立てるだけで始められます。難しい知識は後から学べます。

詳しくお伝えしていきます。

新NISAとは?知っておきたい基本

新NISAは2024年1月からスタートした国の非課税投資制度です。通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、新NISAの枠内では利益・配当がすべて非課税になります。

  • 年間投資上限:360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
  • 生涯投資枠:1,800万円
  • 非課税期間:無期限
  • 対象:18歳以上の日本在住者

長期間・複利で運用するほど非課税の恩恵が大きくなります。早く始めるほど有利です。

新NISAの始め方:5ステップ

STEP 1:証券口座を選んで開設する

新NISAは1人1口座だけ開設できます。SBI証券か楽天証券が手数料・銘柄数・使いやすさのバランスで初心者におすすめです。マイナンバーカードがあればスマホだけで最短翌営業日に開設できます。

STEP 2:NISA口座を開設する

証券口座の開設後、NISA口座の申込みを行います。税務署への届出が必要なため、手続き完了まで1〜2週間かかることがあります。

STEP 3:日本円を入金する

銀行振込または即時入金(クイック入金)で証券口座に入金します。まず1万円〜3万円程度からスタートするのが始めやすいです。

STEP 4:積立銘柄を選ぶ

初心者にはeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)一択でOKです。全世界の株式に分散投資できて、信託報酬(年0.05775%)は業界最安水準です。迷う必要はありません。

STEP 5:毎月の積立金額と日付を設定する

つみたて投資枠の上限は月10万円です。無理のない金額(月1万〜3万円)からスタートして、収入が増えたら増額するのが王道のやり方です。クレカ積立に設定するとポイントも貯まります。

月いくら積み立てれば資産が増えるか?シミュレーション

年利5%(長期平均的な想定)で計算した場合のシミュレーションです。

  • 月3万円 × 20年:元本720万円 → 約1,232万円
  • 月5万円 × 20年:元本1,200万円 → 約2,055万円
  • 月10万円 × 20年:元本2,400万円 → 約4,110万円

複利の力で元本の1.5〜1.7倍になる計算です。新NISAなら利益に税金がかからないため、この差がそのまま手元に残ります。

よくある質問

Q: いくらから始められますか?

A: SBI証券・楽天証券ともに100円から積立可能です。まず少額でスタートして、仕組みを理解してから増額するのが失敗しないやり方です。

Q: 途中で積立をやめてもいいですか?

A: いつでも停止・変更できます。すでに積み立てた分は非課税のまま保有し続けられます。急な出費があっても安心してください。

Q: オルカン以外の銘柄も買うべきですか?

A: 最初はオルカン1本で十分です。慣れてきたら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を追加するくらいがシンプルでおすすめです。

まとめ

新NISAは証券口座を開いてオルカンを毎月積み立てるだけで始められます。難しく考えすぎず、まず口座開設から動き出すことが最重要です。エンジニアは比較的収入が安定しているので、早めに始めるほど資産形成で大きな差が生まれます。今日この記事を読んだことをきっかけに、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。

関連情報

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新NISAで失敗しないための3つの注意点

① 短期売買をしない

新NISAは長期投資で最大の効果を発揮する制度です。株価が下がったからといってすぐに売却すると、非課税枠を無駄に消費してしまいます。10年以上の長期目線で「買ったら放置」が基本戦略です。S&P500やオルカンのようなインデックスファンドは、過去の実績で見ると15年以上持てばほぼ確実にプラスになっています。

② 生活防衛資金を確保してから始める

投資に回すのは「余裕資金」のみです。最低でも生活費3〜6ヶ月分の貯蓄を確保してから投資を始めましょう。貯蓄がないまま投資を始めると、急な出費で積立を崩すことになり、長期投資の恩恵が受けられません。

③ 情報に振り回されない

SNSやYouTubeで「この銘柄が上がる!」という情報に飛びつくのは危険です。新NISAのつみたて投資枠で購入できるのは金融庁が選定した優良ファンドのみなので、eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)やS&P500連動型を選んでおけば間違いありません。

エンジニアこそ新NISAを始めるべき理由

エンジニアは他の職種と比べて新NISAとの相性が非常に良いです。

  • 収入が比較的高い:毎月3〜5万円の積立が無理なく続けられる
  • 論理的思考が得意:感情に左右されず、ルール通りに長期投資を続けられる
  • クレカ積立との相性◎:SBI証券×三井住友カード、楽天証券×楽天カードでポイントも貯まる
  • 転職・独立時の安心材料:資産形成ができていれば、キャリアチェンジのリスクを取りやすくなる

よくある質問

Q: 毎月いくら積み立てればいい?

A: 手取りの10〜20%が目安です。手取り30万円なら月3〜6万円。まずは1万円から始めて、慣れたら増額するのがおすすめです。つみたて投資枠の上限は年120万円(月10万円)です。

Q: オルカンとS&P500、どっちがいい?

A: アメリカ経済の成長を信じるならS&P500、世界全体に分散したいならオルカンがおすすめです。迷ったらオルカンを選んでおけば、自動的にアメリカ株も6割含まれているため、どちらか一方に偏るリスクを避けられます。

Q: 新NISAの口座は変更できる?

A: 年に1回、金融機関を変更できます。ただし手続きに1〜2ヶ月かかるため、最初から自分に合った証券会社を選ぶのが重要です。SBI証券か楽天証券を選んでおけばまず間違いありません。