楽天カードと楽天証券で新NISAのクレカ積立を始めたいけど、設定手順がよくわからない。本当にお得なの?
こんなお悩みにお答えします。
こんにちは。楽天証券で実際にクレカ積立をしている現役ITエンジニアの僕が、設定手順とポイント還元の仕組みを正直にお伝えします。
結論、楽天カード×楽天証券のクレカ積立は「設定したら放置で毎月ポイントが貯まる」最もラクな資産形成法です。
月10万円までクレカ積立が可能で、還元率は0.5〜1%。年間6,000〜12,000ポイントが自動で貯まります。初期設定も30分で完了するので、やらない理由がありません。具体的な手順を詳しくお伝えしていきます。
楽天カード×楽天証券クレカ積立の仕組みとメリット
楽天証券のクレカ積立とは、楽天カードで毎月自動的に投資信託を購入できるサービスです。2024年3月から月の上限が5万円→10万円に引き上げられ、新NISAの積立投資枠(年120万円)をクレカ積立だけでカバーできるようになりました。
クレカ積立のポイント還元率(カード種類別の比較表)
楽天カードは3種類あり、それぞれクレカ積立の還元率が異なります。月10万円フル積立した場合の年間獲得ポイントは以下のとおりです。
- 楽天カード(通常・年会費永年無料):還元率 0.5% → 月500pt / 年間 6,000pt
- 楽天ゴールドカード(年会費2,200円):還元率 0.75% → 月750pt / 年間 9,000pt(年会費差し引き実質 6,800pt)
- 楽天プレミアムカード(年会費11,000円):還元率 1.0% → 月1,000pt / 年間 12,000pt(年会費差し引き実質 1,000pt)
年会費無料の通常カードでも年間6,000ポイントが「何もしなくても」貯まる計算です。銀行口座引き落としではポイントがつかないため、クレカ積立にするだけで年間6,000円分お得になります。
クレカ積立の3つのメリット
- 設定したら完全放置:毎月自動で積立されるので、相場を見て悩む必要がない
- ポイントが自動で貯まる:積立のたびにポイント還元。何もしなくてOK
- ポイント投資で再投資:貯まったポイントで投資信託を追加購入できる
クレカ積立の上限額|2024年3月に月10万円へ引き上げ
楽天証券のクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。2024年3月の制度改正で月10万円に引き上げられ、新NISAの積立投資枠(年120万円=月10万円)をクレカ積立だけでカバーできるようになっています。
クレカ積立上限額の引き上げ履歴
- 2022年8月〜:月5万円が上限(つみたてNISAの上限と一致)
- 2024年3月〜:月10万円に引き上げ(新NISA積立投資枠 月10万円と一致)
つまり、2026年現在は月10万円までクレカ積立ができ、その全額が新NISAの積立投資枠で運用可能です。投資元本に対するポイント還元と非課税運用を同時に享受できる、最も効率の良い仕組みになっています。
月10万円フル積立した場合のシミュレーション
月10万円を楽天カード(通常)でクレカ積立した場合、年間獲得ポイントは6,000ポイント。20年継続すれば積立元本2,400万円に対して120,000ポイント(12万円相当)が手数料感覚で還元されます。
同じ積立額を銀行引き落としで行うとポイントはゼロです。クレカ積立にするだけで年間6,000円の差が生まれることを考えると、楽天カードを持っているなら必ずクレカ積立に切り替えるべきです。
クレカ積立の始め方|3ステップで設定完了
ステップ1:楽天証券の口座を開設する
楽天証券の口座開設は無料で、オンラインで完結します。マイナンバーカードがあれば最短翌営業日に開設できます。開設時に「NISA口座」も同時に申し込みましょう。
すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、金融機関変更の手続きが必要です(年単位での変更)。
ステップ2:楽天カードを紐付ける
楽天証券にログイン後、「マイメニュー」→「クレジットカード」から楽天カードを登録します。楽天IDと紐付いていれば、カード番号の入力だけで設定完了です。
まだ楽天カードを持っていない方は、先にカードを発行しましょう。年会費永年無料で、新規入会特典もあります。
ステップ3:積立設定をする
楽天証券で投資信託を選び、「積立注文」→「楽天カードクレジット決済」を選択します。積立金額は100円〜100,000円で設定可能です。毎月1日に自動買付、12日にカード引き落としの流れです。
設定は5分もかからずに完了します。一度設定すれば、あとは完全に放置で毎月自動積立+ポイント獲得が続きます。
楽天証券の積立方法3種類を比較|クレカ・楽天キャッシュ・引き落とし
楽天証券では、投資信託の積立方法を3種類から選べます。それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分に合った方法を選びましょう。
①楽天カードクレジット決済(クレカ積立)
- 上限:月10万円
- ポイント還元:0.5〜1.0%(カード種類による)
- 引き落とし:毎月12日に楽天カード利用分として請求
- おすすめ度:★★★★★(最もお得)
②楽天キャッシュ決済
- 上限:月5万円
- ポイント還元:0.5%(楽天カードチャージ時のみ)
- 引き落とし:楽天キャッシュ残高から自動引き落とし
- おすすめ度:★★★(クレカ積立10万円を使い切ってから検討)
③銀行引き落とし・証券口座引き落とし
- 上限:制限なし
- ポイント還元:0%
- 引き落とし:指定口座から自動引き落とし
- おすすめ度:★(ポイントが付かないため非推奨)
結論として、新NISAの積立投資枠(年120万円=月10万円)を埋めるなら、まずクレカ積立10万円を最優先で設定するのがベストです。クレカ積立を超えて積立たい場合のみ、楽天キャッシュ決済を併用しましょう。
クレカ積立におすすめの投資信託3選
新NISAのクレカ積立で人気の投資信託を3つ紹介します。どれも信託報酬(運用コスト)が業界最安水準で、長期投資に適しています。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):世界中の株式に分散投資。信託報酬0.05775%。迷ったらこれ1本で十分です。通称「オルカン」
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の大型株500社に投資。信託報酬0.09372%。米国経済の成長を信じるならこちら
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:日本を除く先進国に投資。信託報酬0.09889%。米国偏重を避けたい人向け
僕は「オルカン」に月10万円のクレカ積立をしています。全世界に分散されるので、特定の国の景気に左右されにくいのが安心ポイントです。
ポイント還元率を最大化する3つのコツ
①楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用する
楽天証券は楽天SPUの対象サービスのひとつです。月3万円以上の投資信託購入で、楽天市場での買い物時のポイント還元率が+0.5倍になります。クレカ積立で月10万円積立てれば、自動的にSPU条件をクリアできます。
②カードの切り替えタイミングを年会費とのバランスで判断する
楽天ゴールドカード(年会費2,200円・還元率0.75%)に切り替えるかは、月10万円フル積立する人だけがメリットを得られます。月5万円積立だと年間4,500ポイントしか貯まらず、年会費2,200円との差は2,300円のみ。月10万円なら年間9,000ポイント獲得で実質6,800円のプラスとなり、ゴールドカードの効果が出ます。
③楽天経済圏との併用でトータル還元を増やす
クレカ積立だけでなく、楽天市場・楽天モバイル・楽天銀行などを併用すると、SPU倍率が大きく上がります。楽天経済圏のヘビーユーザーになれば、年間で数万ポイント以上の差が出ます。詳しくは楽天経済圏の始め方ガイドを参考にしてください。
年代・運用スタイル別の積立額シミュレーション
クレカ積立の積立額をいくらに設定するか迷っている方向けに、年代・運用スタイル別の目安をまとめました。
- 20代・初心者:月3万円〜5万円(無理のない範囲で始めて、慣れたら増額)
- 30代・本格的に資産形成:月5万円〜10万円(新NISA積立投資枠をフル活用)
- 40代・教育資金確保:月10万円フル積立(クレカ積立+楽天キャッシュ決済で月15万円)
- 50代以降・退職金前準備:月10万円フル積立+成長投資枠も併用
新NISAの積立投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を合わせると、年間360万円まで非課税運用が可能です。早く始めるほど複利効果が効くので、まずは無理のない金額からでも今日始めるのが正解です。
クレカ積立で知っておくべき4つの注意点
①還元率が改悪されるリスクがある
楽天カードのクレカ積立は、過去にも還元率が変更された経緯があります。2022年に一部投資信託で還元率が下げられた事例があり、今後も予告なく改定される可能性はあります。最新の還元率は楽天証券の公式サイトで定期的に確認しましょう。
②クレカ積立の対象銘柄は限定される
すべての投資信託がクレカ積立に対応しているわけではありません。eMAXIS Slim シリーズなど主要なインデックスファンドは対応していますが、一部のアクティブファンドや個別ETFは対象外です。購入前に「クレカ決済対応」の表示を確認してください。
③カード利用枠を圧迫する可能性
クレカ積立はカードの利用枠の一部として計上されます。月10万円積立すると、毎月10万円分の利用枠が占有されるため、高額な買い物予定がある月は注意が必要です。利用枠の引き上げ申請をすれば回避できます。
④投資元本は保証されない
クレカ積立で購入する投資信託は元本保証ではありません。相場変動により評価額が積立元本を下回るリスクがあります。とはいえ全世界株式や米国株式のインデックスファンドは20年以上の長期保有でマイナスになった例はほぼないため、長期目線で運用するのが基本です。
SBI証券+三井住友カードNLとの比較|どっちがお得?
クレカ積立のライバルは「SBI証券+三井住友カードNL」の組み合わせです。正直に比較します。
- ポイント還元率:SBI証券+三井住友NL(最大3%・年100万円利用条件あり) > 楽天証券+楽天カード(最大1%・条件なし)
- 年会費:どちらも無料カードなら0円(三井住友NLで最大還元には年100万円利用が必要)
- 使いやすさ:楽天証券の方がUIがシンプルで初心者向き
- ポイントの使い道:楽天ポイントの方が日常での使い道が圧倒的に多い(楽天市場・楽天モバイル・楽天ペイ等)
- クレカ積立の上限:楽天・SBIともに月10万円
クレカ積立の還元率「だけ」ならSBI証券の方が有利です。ただし、楽天経済圏をフル活用している人はトータルのポイント還元で楽天の方がお得になるケースが多いです。
詳しい比較はSBI証券と楽天証券どっちがおすすめ?徹底比較で解説しています。
よくある質問
Q1. クレカ積立とポイント投資は併用できる?
A: はい、併用できます。クレカ積立で毎月自動購入しつつ、貯まった楽天ポイントで追加購入するのが最も効率的な運用方法です。僕もこの方法で運用しています。
Q2. クレカ積立の引き落とし日はいつ?
A: 毎月12日に楽天カードの利用分として引き落としされます。積立の買付日は毎月1日(または8日)です。カードの利用明細にも反映されるので管理しやすいです。
Q3. 途中で積立額を変更したり、やめたりできる?
A: いつでも変更・停止可能です。毎月12日までに変更すれば翌月から反映されます。新NISAで積み立てた分は売却しない限りそのまま非課税で運用が続きます。
Q4. 楽天カードの通常カードとゴールドカード、どっちがいい?
A: まずは年会費無料の通常カードで十分です。ゴールドカード(年会費2,200円)にすると還元率が0.5%→0.75%に上がりますが、月10万円積立で年間獲得ポイントは9,000pt。年会費差し引きで実質6,800ptのプラスになります。月5万円以下の積立なら通常カードのほうがお得です。
Q5. クレカ積立は何歳から利用できる?
A: 楽天証券の口座は20歳以上から開設できます。18〜19歳の未成年者は「未成年口座」を開設すれば積立投資が可能ですが、クレカ積立を行うには本人名義の楽天カード(18歳以上で発行可能)が必要です。
Q6. クレカ積立の還元率が改悪されることはある?
A: 過去にも還元率の変更事例があります。2022年に一部投資信託の還元率が0.2%へ引き下げられたことがあり、今後も予告なく改定される可能性はあります。とはいえ、改悪されてもクレカ積立を続ける価値は十分あるため、最新の還元率を定期的に楽天証券公式サイトで確認しましょう。
Q7. 新NISA枠を使い切ったらどうなる?
A: 新NISAの積立投資枠は年120万円・成長投資枠は年240万円で、合計年360万円まで非課税運用できます。クレカ積立で月10万円積立てる場合、年120万円ぴったり積立投資枠を埋められます。さらに追加で積立たい場合は、楽天キャッシュ決済(月5万円)や成長投資枠での投資信託購入が可能です。
Q8. 楽天証券から他社へNISA口座を移管できる?
A: NISA口座は年単位で金融機関を変更できます。10〜12月の間に楽天証券で「金融機関変更依頼書」を取得し、翌年1月以降に他社で開設可能です。ただし、楽天証券で積立した分の投資信託はそのまま楽天証券に残ります(売却・出金は可能)。
まとめ
楽天カード×楽天証券のクレカ積立は、設定すれば毎月自動でポイントが貯まる最もラクな資産形成法です。年会費無料の楽天カードでも年間6,000ポイントが獲得でき、貯まったポイントはさらに投資に回せます。
2024年3月のクレカ積立上限引き上げ(月5万円→10万円)により、新NISAの積立投資枠(年120万円)をクレカ積立だけでフルカバーできるようになりました。投資元本のポイント還元と非課税運用を両立できる、最も効率的な仕組みです。
新NISAの非課税枠を活用すれば、運用益も非課税。「楽天カード発行 → 楽天証券口座開設 → クレカ積立設定」の3ステップで始められるので、まだの方はぜひ今日から動いてみてください。
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